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気象情報

大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報

令和元年10月21日 16時55分横浜地方気象台発表

神奈川県では、前線と低気圧の影響により22日は大雨となる見込みです。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。台風第15号や第19号の影響により被災した地域では、災害復旧作業への影響に十分留意してください。

[気象状況と予想]
 台風第20号は、21日15時には室戸岬の南にあって、1時間におよそ45キロの速さで北北東へ進んでいます。また、台風の北側に前線が停滞しており、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となっています。台風は21日夜までには紀伊半島の南海上で温帯低気圧となる見込みです。台風から変わる温帯低気圧は、前線を伴って22日朝には東海道沖に進み、関東地方の南岸を通って23日には三陸沖に達するでしょう。

[防災事項]
 神奈川県では、前線と低気圧の影響により、21日夜には次第に雨となるでしょう。22日明け方から昼前にかけては大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い1時間に30ミリの激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
 神奈川県では、22日は海上を中心に風が強く吹き、海はうねりを伴い波が高くなる見込みです。強風や高波に注意してください。
 台風第15号や第19号の影響により被災した地域では、災害復旧作業への影響に十分留意してください。

[量的予想]
<雨の予想>
 21日18時から22日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 東部 100ミリ
 西部 100ミリ

<風の予想>
 21日から22日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
 陸上 12メートル(25メートル)
 海上 15メートル(25メートル)

<波の予想>
 21日から22日にかけて予想される波の高さは、
 東京湾(横浜・川崎) 1メートル
 東京湾(三浦半島)  2メートル うねりを伴う
 相模湾        2.5メートル うねりを伴う

[補足事項]
 22日朝までに、大雨警報(土砂災害)を発表する可能性が高くなっていますので、今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報等に留意してください。
 次の「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は、22日6時頃に発表する予定です。